原因究明と対策

日大アメフト部の悪質タックルの件 試合が終わってから加害者側や、日大アメフト部の監督、コーチの記者会見までありましたが、結局のところなぜあんなことが起こったのかという原因究明が一歩も進んでいない 原因究明が進まないので具体的な対策もしようが…

映画「楽園追放 -Expelled from Paradise- 」

キャラが少ないよ。これじゃドラマが盛り上がらんやろ。 結局くぎゅうキャラと人工知能萌えを堪能する映画になってしまつた。 まあ新しいSFアニメーションを期待してたわけじゃないけど。 てか主人公サイドとディーヴァ(電脳世界)が敵対した理由にぜんぜん納…

映画「次元大介の墓標」

なるほど。これが原作のルパン三世の雰囲気かあ、と感心した。 「峰不二子という女」はミステリーテイストが強すぎて、なんかもう全然ルパンじゃなかったけど、これはちゃんとアクションを中心とした敵との駆け引きが丁寧にわかりやすく描かれていた。むしろ…

映画「渇き。」

このミステリーがすごい大賞作品の映像化。 元・刑事が失踪した娘を探すうちに事件に巻き込まれていくというストーリー。なんかやたらうるさい映画やったなという印象。カメラアングルが秒速で切り替わるのも目がチカチカしてややしんどかった。 でもミステ…

映画「あの娘、早くババアになればいいのに」

めっちゃめちゃよかった。 予告映像 http://www.youtube.com/watch?v=tESUxyf-YfU アイドルオタクの男が、突然むりやり引き取らされた女の子を娘として、理想のアイドルに育てるという父娘のサクセスストーリー。。。と見せかけて、父親が娘に抱く恋愛感情と…

映画「MONSTERZ」

予告映像はめっちゃ面白そうやってんけどな~。藤原竜也と山田孝之だけ真面目にやってて、それ以外はふざけてるようにしか見えん。意味不明なギャグっぽいものをいれるな。ふざけるなら本気でやってほしいわ。 物語の大筋は、視界に入った人間をすべて自在に…

映画「U Want Me 2 Kill Him ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム」

監督が「ユージュアル・サスペクツ」の人だということで。 けっこう面白かった。これって「妄想オチ?」かと思わせて自分的には新しい展開。でも「妄想オチ」をにおわす中盤はかなりだれてた感じやったな。 予告映像 http://www.youtube.com/watch?v=vs3lr35…

映画「ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦」

映画に感動を求めてしまった結果がこの有様です。 ストーリーはタイトル通りでございます。 感動したいならスポコンは鉄板なのですけど、あんまりチームの成長ストーリーとかにはなってません。メインとなっているのは、弱小チームとベテラン監督との異文化…

映画「アクト・オブ・キリング」

いろんなサイトで絶賛されてたので見てきました。連休中することなさすぎたし。重度の5月病です。 1965年にインドネシアで共産主義者をジェノサイドした実行者らが、かつての自分たちの行いを再現し映像化する過程を、ジョシュア・オッペンハイマー監督がド…

映画「FLARE フレア」

またしても雰囲気映画にだまされたでござる。。。 日本ではたらく自堕落なフランス人カメラマンのジョン(ジャンだったかも?)が、17歳の少女フレアと出会うところから始まり、共同生活を経て、それぞれが別の道を歩き出すまでのハートフルストーリー、を期待…

映画「三谷幸喜 大空港2013」

「アナと雪の女王」を見るか「クレヨンしんちゃん」を見るかで迷った結果の三谷幸喜。もともとwowowでやってたドラマを特別劇場放送、ということで連休初日に有楽町へ。 三谷幸喜の映像作品はだいたいいつも見てます。なんか面白いので。あのチープというか…

「中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義」  中島岳志

政治史にまったく関心をもてないボクにはこの面白さはキャッチできなかった。こういう作品を心の底から楽しめない自分はなんか不幸な星の下に生まれてきたように感じる。主人公のラース・ビハーリ・ボースはインド独立運動を指揮する革命家。チャンドラ・ボ…

「虐殺器官」  伊藤計劃

著者は最近亡くなったそうです。つまりもう新作が読めないってことですね。こんな悲しいことはないですよ。そう思います。 911後の近未来、世界各国では紛争が多発するようになったが、どうもその裏には一人の男が暗躍しているとの情報が入る。主人公はテロ…

「ゴールデンスランバー」  伊坂幸太郎

流行りものは流行ってるときに読まないと意味ないのではないか、とは思いつつも読んでみた。ちなみに「オーデュボンの祈り」と「死神の精度」はいまだ積ん読中。 巨悪と一人孤独に闘う一般市民。この設定だけで燃えるけれど、それよりも自陣があまりに貧弱す…

映画「スラムドックミリオネア」 ダニー・ボイル

これまで観てきた映画に関わらず、フィクション体験の全てを肯定する映画。 公開された時からかなり評判のいい映画であったけれど、楽しみに今まで取っておいた笑 とにかく評判通りの名作でした。 ラストのシーンにボクは大いに感動した。それはひとりの不遇…

映画「さよなら、僕らの夏」

あまりにも衝撃的なラストになってしまったので後半はずっと、「え、これで終わり?終わっちゃうの?まさかそんなことないでしょ(笑) え?ええっ?」てな感じでぜんぜん映像に集中できませんでした。 いじめっ子といじめられっ子の関係を周囲の人間関係まで…

「秋葉原事件 加藤智大の軌跡」 中島岳志

ちょっとした調べ物のついでに「秋葉原事件」について知りたくなったので読んでみた。タイムリーなことに契約社員の食品農薬混入事件が先日起こって、会社への不満、雇用の不安が犯行の動機といった報道が大きく取り上げられており、やや構造が秋葉原事件を…

「工学部ヒラノ助教授の敗戦 日本のソフトウェアはなぜ敗れたのか」 今野浩

筑波大学での政治ゲームをその当事者が描いた黙示録。 理系って言うのは予算獲得のための骨肉の争いだけではなく、ポスト争いに関しても壮絶なものがあるのだなあとか、だけ。まあ、もちろん文系にだっていろいろと複雑な内情はあるのだとは思うのだけれど。…

「震える牛」 相場英雄

駅ナカの書店で衝動買いした1冊。社会派サスペンス物。 最後までどんでん返しも、驚愕の真相もないが凄腕刑事が少しずつ少しずつ真実に近づいていく描写は古き良き刑事ドラマのようで非常にいい読後感。警察用語も逐一説明するようなこともせず、さらっと読…

「時計館の殺人」 綾辻行人

ミステリー小説を読んでいるときに、ボクがけっこう気にしているのは最終的に何人くらい生き残るのかなあ、ということだったりする。本作では探偵役は最後まで現場にいらっしゃらずに、犯人のアリバイ工作に利用されているので、まあさすがに死ぬことはない…

「儚い羊たちの祝宴」 米澤穂信

「古典部シリーズ」の作者の短編集。アニメで見た作品を原作でもう一度読むのもなんだかな、と思ったので別の作品を手に取ってみた。ミステリー史には全然詳しくないので、マニアックな伏線やネタはあまり楽しめなかったけれど、収録されている5編はどれも豪…

映画「言の葉の庭」 監督:新海誠

新海誠監督の新作。映画館で見たんは初めてかな。 新海監督の作品は多分全部見てるはず。でも「雲のむこう、約束の場所」は見たはずなのになぜか内容が思い出せない。「ほしのこえ」は佐原ミズのコミック版からポロロッカした。そして猫を拾ってくる話は無条…

「ティファニーで朝食を」/トルーマン・カポーティ、村上春樹訳

原作よりも映画の方が有名らしいけれど、ボクは映画はみたことない。オードリー・ヘプバーン演じるホリーは原作の魅力には及ばないといった意見がちらほら見られる。原作ではホリーは性に奔放で、一言でいうとビッチなんだけれど、主人公を含めた登場人物は…

映画「ビル・カニンガム&ニューヨーク」

ニューヨークで何十年も道行く人のファッションを撮影し続ける大物カメラマンのドキュメンタリー映画。とにかく仕事人間で、仕事以外のことは一切関心がない。食事や住まいも質素で、報酬も受け取ろうとはしない。本編のほとんどもその仕事ぶりにフォーカス…

「フェルマーの最終定理」/サイモン・シン、青木薫訳

ドラマ「古畑任三郎」に数学者をテーマにした話があって、共同研究者が行った世紀の大発見の手柄を横取りしようとして犯行に及ぶ、というシナリオやねんけど数学のミステリアスな雰囲気を初めて感じたものだった。小説「博士の愛した数式」は当時めっちゃ流…

「グーグルで必要なことは、すべてソニーが教えてくれた」/辻野晃一郎

正直なところボクGoogleのビジネスモデルについて詳しく調べたことなかったんよね。それが知れただけでもこの本を読んでみてよかったかなと思ったよ。内容としてはタイトルから期待されるようなものではなかったかな。著者がGoogleで行った具体的な実績につ…

「Candy boy」

つまらん映画の感想とか書いとっても誰も読んでくれらんから、“百合アニメ”の感想でも書くことにした。振れ幅デカ過ぎやろ、とも思ったけど深く考えないようにしよう。自分の頭で考えないことが人生を楽しむコツなのだ。「いつやるの?来世でしょ」これで萌…

映画「告白」

湊かなえの小説の映画化されたやつ。この作家さん今淡路島に住んでるらしいね 松たか子のインパクトがでか過ぎて知らんかったけど、いま「あまちゃん」に出てる能年玲奈と橋本愛も出てた。能年さんはちょい役過ぎてエンドロール見るまで気付かへんレベルやけ…

映画「明日、君がいない」

映画「明日、君がいない」鑑賞 一般的なはなし。映画を見終わったときに、うまく伏線が回収されていなかったり説明不足のところがあったり、なんだか理不尽なもやもやした気持ちで席を立つことはよくあって、たぶん作ってる人たちは説明しないことも含めて演…

映画「バタフライ・エフェクト」

映画「バタフライ・エフェクト」鑑賞 いわゆる並行世界とかループもの。SFというより半分ホラーなテイストでラストシーンに大きな感動がある。ボクが確認したほとんどの映画批評サイトで最高レベルの評価で、たしかに面白い。ただ「Steins;Gate」の元ネタら…