2014-02-15から1日間の記事一覧

「虐殺器官」  伊藤計劃

著者は最近亡くなったそうです。つまりもう新作が読めないってことですね。こんな悲しいことはないですよ。そう思います。 911後の近未来、世界各国では紛争が多発するようになったが、どうもその裏には一人の男が暗躍しているとの情報が入る。主人公はテロ…

「ゴールデンスランバー」  伊坂幸太郎

流行りものは流行ってるときに読まないと意味ないのではないか、とは思いつつも読んでみた。ちなみに「オーデュボンの祈り」と「死神の精度」はいまだ積ん読中。 巨悪と一人孤独に闘う一般市民。この設定だけで燃えるけれど、それよりも自陣があまりに貧弱す…