映画「FLARE フレア」

 またしても雰囲気映画にだまされたでござる。。。

 日本ではたらく自堕落なフランス人カメラマンのジョン(ジャンだったかも?)が、17歳の少女フレアと出会うところから始まり、共同生活を経て、それぞれが別の道を歩き出すまでのハートフルストーリー、を期待して見に行ったんですが裏切られました。

 正直、未成年の逃避行動を幼年時代のトラウマとか、安易な「心の闇()」みたいなのに還元するのはいい加減やめてもらいたい。ストーリーの序盤、フレアはふつうの単なる暗いだけの女の子だったのに、突如設定が変更されたかのごとく人をフォークで刺したり精神科病棟に隔離されたりとサイコパス扱いになる。人の気持が通じたり通じ合わなかったりっていう描写は合って当たり前だと思うんですよね、でも最初から「お前キチガイ」「はい!私キチガイ」みたいなノリだと誰もついていけないってヴぁ。

 関西人風のセレブとその姪がフレアの写真を買ってジャンのパトロンになるまでの流れはかなりよかったんですが。。。福田麻由子もびみょ~

 

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