映画『スワロウテイル』

映画『スワロウテイル』鑑賞。岩井俊二監督

とにかく映像・音楽の美しさが際立っている。小林・種田

 

エロスとバイオレンスも見せ方がとても綺麗だ

ただ日本への出稼ぎというのはやっぱり今じゃあ共感しづらいかな

 

一攫千金目指して日本へ、偽造紙幣で大金を手に入れ

シンガーとしてスター街道へとひた走る、当時はどんな感じやったのか

 

公開当初なら「豊かな日本」への風刺的な意味合いもあったかも

でも皆が金に振り回されるという程強烈な展開もなく・・・

 

最後に札束を燃やすシーンも取ってつけたような印象にしかならず

現代であれば『ウシジマくん』のようなものの方が身に迫るのかも

 

伊藤歩三上博史はなんか全然知らなかったな

すげーいい役で、面白いし上手いのに他には何に